安心できる場所であるために


来院された患者さんから、嬉しいお言葉が続き
改めて、不妊専門の鍼灸師として大切なことに気づかせてもらいました。

まもなく3周年を迎えるにあたり、心に刻むようにブログにしたいと思います。

その人そのときに合わせる施術


不妊鍼灸は、治療のステージによって変えています。

例えば、体外受精を控えている方でも「採卵前」と「移植前」ではアプローチするポイントが違ってきます。

それから、その方の体の状態によっても変動します。

鍼灸は「症状」ではなく「ヒト」をみて治療方針を決めていくので
「その人に合った、そのときだけの施術」です。

なので、体調や周期、不妊治療の進み具合など
毎回、たっぷりお話を聞かせてもらいます。

こうして、毎回の施術プランを立てるのは
すぎもとの不妊鍼灸では当たり前のこと。

なので、一つ一つ体の変化がわかりやすいです。
「あ、変わった!」って実感の喜びのお声をよくいただきます。

心の状態に寄り添う

それから、心の状態にも同じくらい目を向けます。

鍼灸院に来てくださる方の中には「安心したい」「励ましてほしい」「疑問を解決したい」などそれぞれ求めるものが違います。
いまのその方の熱量にそっと寄り添えたらと思っています。

実際に患者さんからは
「すぎもとにくると、心が安らぐ」
「ゆきさんと話した後は、ハッピーな気持ちになる」
「自尊感情が満たされる」
といった、とても嬉しく、そしてちょっぴり恥ずかしいお声をいただいています。

鍼灸は体を整えるものですが、同時に心も柔らかくできるのだと、実感しています。



不妊専門だからできること


私は、不妊カウンセラーの資格を持ち、これまで多くの患者さんと向き合ってきました。

妊娠に向けた体の仕組み、クリニックの不妊治療に関わる知識、カウンセリングの手立てを学んでいます。

だからこそ、ただ鍼をするだけではなく、不安や疑問に一緒に向き合いながら、体と心の両方を支えていくことが、不妊専門の鍼灸院「すぎもと」ならではの強みだと思っています。

妊活は時に孤独で、不安に押しつぶされそうになることもあります。

そんな時、ここは安心できる場所と思っていただけたら嬉しいです。

心も体も「調子がいい」そんな日々を創っていきましょうね。