逆子は“早めのケア“がカギ


逆子のお灸は29週からがおすすめ!

妊婦健診で「逆子だね〜また様子見ましょう」
と言われるのはだいたい28−30週の頃が多いと思います。

この時期はまだ赤ちゃんも小さく
お腹の中にも「回転できる余白」があるため
実は鍼灸でのアプローチがとても有効なタイミングです。

多くの方が“遅れてしまう“理由


ただ、現場であるのは
「逆子って言われたけど、まだ大丈夫だろう」
「9ヶ月までは何もしなくていいよ、って先生言ってたし」
と、すぐには動き出せないまま時間が過ぎてしまうこと。

そして実際に鍼灸院に来られるのが
“産休に入った34wごろ“という方がとても多いんです。

でもこの頃になると赤ちゃんもしっかり大きくなっていて
お腹の中で自由に回りづらくなってしまいます。

だからこそ、29−30wで逆子だと分かったら、
できるだけ早めに鍼灸で整えていくことをお勧めします。

どの鍼灸院を選ぶ?


ぜひ、マタニティ鍼灸ができる鍼灸院へ!

お灸はセルフケアにも使える安心な方法ですが
だからと言ってどの鍼灸院でも大丈夫!というわけではありません。

妊娠中の体は刻々と変化していて
週数ごとに起こりやすいトラブルも違います。

・胎盤の位置
・臍帯の様子
・切迫のサイン
・妊娠中に避けるべき刺激
・安静が必要なケース

こうした知識や判断は
マタニティの勉強をしていない鍼灸師には分からない部分なのです。

だからこそ逆子のお灸を受けるなら
(必ず)マタニティ鍼灸を学び、リスク管理ができる鍼灸師を選んでくださいね。

わたしが逆子の施術にこだわる理由


わたし自身、2人の妊娠期には
初期の鮮血出血や切迫早産で薬を飲んだり、高位破水、逆子などの経験を通して、妊娠中のケアの大切さを身にしみて感じました。

2人目の産後すぐにマタニティ鍼灸を学び
助産院で臨床経験を積みながら、安心安全なマタニティ鍼灸を伝えるために講師活動もしています。

きちんとした知識のもと、妊娠中の心身の変化にしっかりと寄り添い
“安心して委ねられる場所“でありたいと思います。

逆子を治すことだけが目的ではなく
お母さんと赤ちゃんが安心して出産へ向かえるように整えること。

そこをいちばん大切にしています。

不安や迷いがあるときは
一人で抱え込まず、お気軽にご連絡ください。

「まだ大丈夫」よりも「今のうち」ですよー!