妊活中の鍼灸に携わっていると、嬉しい報告が届くこともあれば、
思うような結果に繋がらなかったお気持ちを話してくださることもあります。
「今度こそは!」と期待して、できることをひとつづつ試してきた。
保険治療から、自費に切り替えて挑んでいる方もいます。
着床しない原因を探るために、検査を繰り返したり、薬を増やして見たり。
それなのに、今月もダメだった…
そんなときどんな気持ちになりますか?
頑張ってきたからこそ、悲しい、悔しい
いろいろ調べたり、考えて、できることを試してきた。
期待しすぎないようにと思いながらも、心の何処かで期待している。
だからこそ、結果が出なかったときの悲しさは、
簡単に言葉にできるものではないと思います。
「何がいけなかったんだろう」
「私のせいかな」
「もっと何かできたんじゃないかな」
そんな風に、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、どうか自分を責めないでほしい。
今回、妊娠に繋がらなかったとこは、あなたが悪いからではありません。
これまでの治療が足りなかったからでも、努力が足りなかったからでもありません。
こんなに頑張っているのにどうして?
そう思うのも当然のことです。
そしてすぐに気持ちを切り替えれなくてもいいんですよ。
これ!と言った原因や理由がないからこそ、複雑な感情が幾重にも現れているのですから。
悲しい気持ちに蓋をしなくていい
次の治療に進みたい。
諦めたくない。
そう思っているからこそ、いつまでも落ち込んでいられない。と感じることもあるかもしれません。
でも、前に進みたい気持ちと、悲しい気持ちはどちらかひとつでなくていいんです。
次に向かおうとしても、悲しいものは悲しい。
友人の妊娠報告を素直に喜べない日があってもいい。
いつも通りに過ごせない日があってもいい。
無理に前向きになろうとしなくてもいいんです。
そしてできれば、旦那さんともその気持ちを共有してほしいなと思います。
治療を受ける身体の負担も、結果を待つ時間の苦しさも、全く同じように感じることは難しいかもしれません。
それでも「今私は、こんなに悲しいんだ」「本当はすごく悔しいんだ」と伝えて見てください。
答えを出すためではなく、ただ気持ちを知ってもらうために。
二人で進んでいく妊活だからこそ、嬉しいことだけでなく
つらい気持ちも分かち合えたらなと思います。
また次に進みたい。その気持ちをそっと支える
悲しい気持ちを抱えながらも
「やっぱり諦めたくない」
「もう一度、次に進みたい」
そう思える日がくることもあると思います。
次に進むからと言って、悲しくない訳ではないけれど。
気持ちが揺れながらでもいい。
不安を抱えたままでもいい。
私はそんな気持ちにも寄り添える存在でありたいと思っています。
鍼灸院すぎもとでは、身体のケアはもちろん
妊活中の気持ちについてもお話を聞かせていただいています。
治療のこと。
病院ではなかなか聞けなかった疑問。
誰にも言えない気持ち。
まとまっていなくても大丈夫です。
焦らず、頭に浮かんだ言葉で、気持ちをお聞かせください。
私は不妊カウンセラーとして、不妊と向き合う鍼灸師として
がんばっているみなさんの気持ちを大切にしたいです。
妊娠という結果に結びつかなかったとしても。
あなたの頑張りも、悲しみも、悔しさも
無理に隠さず、蓋をせず。
諦めたくない気持ちも、いまは少し立ち止まりたい気持ちも
どちらも大切にしながら。
また進みたいと思った時、そっと背中を支えられる存在でありたいと思っています。
一人で抱え込まないでくださいね。