採卵後の鍼灸で体も心も軽く

今朝の気温は、すっかり秋を感じましたね。
服も日々の養生も、徐々にシフトチェンジしていきましょう。

つい先日、30代後半の患者さんが採卵の翌日にご来院くださいました。
この方は、当院に通って1ヶ月半、2回目の採卵でした。

採卵後の体の状態


今回は卵がたくさん育ち、採卵までの検診では「こんなに育つなんて!」と喜んでいたのですが…
その分、採卵後はホルモンの影響も大きく卵巣は大きく腫れていて、

・お腹がパーンと張る
・全身がだるい

といった深い感が強く出ていました。

いつもより顔色も悪く、
鍼灸で治療の指標にする「脈」も、ふにゃんと潰れてしまう、弱々しいものに。
体は元気がなくまさしく「虚」の状態でした。

鍼灸後の変化


体のエネルギーを高めるためのツボを選び、緊張した神経を落ち着かせる治療をしました。

すると、治療直後からお腹の張りがスっと軽くなり、驚かれていました。
その日、パンツスタイルでお越しだったのですが、
お着替えの時に「全然キツくない!」と驚いていた笑顔が印象的でした。

緊張も緩み、体も心もリラックス。
「自分の体がどうなるか不安だったけど、これで移植に気持ちを切り替えれます」
と前向きなお言葉もいただきました。

移植直後だからこそ、体を整える


採卵は体への負担が大きく、ホルモン変動によって心身ともにデリケートになる時期です。

そんな時に鍼灸でできることは、
・回復を助ける
・移植に向けて体と心を整える
大切な準備の一つになります。

不妊治療はステップを重ねるごとに、体だけではなく心のエネルギーも必要です。

でも、なかなか病院ではそこに寄り添うお時間はありませんし
家族や友人にも話づらく、一人で頑張ってしまう方もたくさんいます。

鍼を受けながら、不妊カウンセリングができるのが当院の特徴です。
不安や疑問に寄り添いながら、移植に向けて整えていきましょう。

採卵を控えている方、LINEやメールでお気軽にお問い合わせください。