急な、スピリチュアルな話?かもです
鍼やお灸が血液の循環を良くする話とか
自律神経にどう作用するのか
といった生理学的な変化とはまたちょっと違う視点
ちょっとマニアックな世界を紹介します
鍼灸の歴史
2000年以上前に中国で誕生した鍼灸
またヨーロッパでもツボを使った治療がされていたようです
(5000年前の冷凍遺体の体に入れ墨が入っていた!)
もちろん今の医学的検査も何もないころ
「感覚」の積み重ねにより築き上げられたものが東洋医学
日本に伝わってからも脈々と受け継がれ、日本独自の鍼の打ち方も開発
何千年もかけてブラッシュアップして現代のスタイルになったんです
(すごいよねーといつも思う)
感じてする鍼、そうでない鍼
感覚がものをいう?鍼灸
鍼灸学校出たての人と
日々「感じて」鍼をしてきた臨床経験豊かな鍼灸師
同じツボに同じ鍼を使っても
やっぱり効きは違うもの
不思議…
もう一つ、おもしろ?エピソードがあって
私は旦那さんも鍼灸師で
しょっちゅう鍼をしてもらうんだけど
背中に鍼をしてもらっていた時に
ん?全然気持ちよくない…と感じて
「他所ごとしてる?」と聞いたら
なんと、動画?SNS?スマホを見ながら鍼してたんです
驚きーーーー!
何がって、鍼の効き方が全然違う!
もちろんうつ伏せだから何も見えてないんだけど
やっぱ患者さんの微妙な体の変化を感じようとしてしているかで
全然違ってくる
感覚を研ぎ澄ませて
ツボを探すときは、指の一番繊細な部分を使って
鍼を体に入れる時は、伝わる微妙な変化を皮膚から感じて
私はそんな繊細で丁寧な鍼やお灸をしています
じゃないと「全然気持ちよくない」を体感したからね
これ鍼灸師全員が共通認識ではないんだけど
少なくとも私は自分の感受性の高さに感謝して日々鍼をしています
「鍼をする」
というより
「あなたの体に鍼をする」
微妙な違いなんですけど、私はすごく大事にしていることです