先日、つわりに悩む新患さんがすぎもとに来てくださいました。
つわりの鍼灸は本当に楽になる!私の体験談も含めてご紹介したいと思います。
辛いつわりで心がしぼんでいく
先日、とても真っ青な顔色で新患さんが来院されました。
毎日吐いたり、えずいたり…
「もう限界です」と、声にもハリがない状態でした。
つわりって、体がしんどいだけじゃなく、心もどんどん削られます。
本人はこんなふうに感じていました。
・全然平気な人もいるのに、私はなんでダメなんだろう
・仕事に行けない自分がもどかしい
・いつ終わるの?と不安になる
・耐えなきゃいけないって気持ちになって、自分を追い詰める
私自身も、つわりの経験者だからこそ
いたいほどその気持ちがわかります。
だからこそ伝えました「一人じゃないよ」って。
施術後の表情の変化
お身体を触ると、背中の筋肉が胃の裏を中心にガチガチになっていました。
ご自身でもわかるほどに、筋張った状態です。
鍼とお灸で丁寧に張りをゆるめながら、
少しずつ呼吸が深くなるのを一緒に確認して行きました。
施術後は「背中が軽い!」「体が緩んで、眠たい」
と嬉しい変化。
表情も緩み、血色も良く、来院時とは全く違う明るい声色になっていました。
そして最後に「ここ(すぎもと)を見つけてよかったです」
と、言っていただき、私まで胸がじんわり。
この言葉、ほんとうに励みになります。
頼れる場所を
つわりの時は、ただ絵さえ体がしんどいのに
心の負担まで背負いがちです。
でも、こうやって頼れる場所があるっていうだけで
「一人で耐えなくていいんだ」って、ほっとできる。
案外、この安心感が一番つわりに効果的な気もします。
私自身も妊娠中に鍼灸に何度も助けられたからこそ
つわりの方には堂々と言えます。
「辛い時は鍼においで。
一人で抱え込まないよ、頑張りすぎず、頼ってね」
あなたが少しでも楽に過ごせるように
わたしも全力で支えます。