GWに、「日本生殖医学会」の学術講演会に行ってきました。
最新の情報を知るのは大事なこと。
たくさんたくさん学びがありましたので、こちらに書いておこうと思います。
医療の現状を知る
学び!と思って初めて飛び込んだ「生殖医学会」
びっくりするくらい高度な内容で…鍼灸師の私はついてくの必死!
ドクターだらけの学会でしたので、当たり前なのですが…
今、メモを見返しても必死感すごいです。笑
日々日々、臨床をしながら
「子を望むカップルがどうにか授かれるように!」と研究を重ねている先生たちのお話は
すごく濃く、希望がたくさんの内容でした。
とともに、明確なのは「確実に妊娠する方法」なんてものがないということ。
最中にいる方にとって、それが希望なのか絶望なのかは捉え方次第と思いますが
私は、こういう現状を再確認できたことが学びでした。
学会で鍼灸が登場?!
いくつものシンポジウムを聞く中で
もちろん、高度生殖医療のお話もたくさんあったのですが
鍼灸師の私にとって、驚きだったことがありました。
それは、ドクターたちが端々に
「生活習慣の見直しは大切で…」
「ストレスを溜めないように…」
「鍼灸や漢方を併用して…」
と、発表をしていることでした。
私たち鍼灸の東洋医学と、
病院で行われている西洋医学は相容れないものなのかな?
なんて考えているのは、こちらの勝手な考えなのかもしれません。
同じ治療、同じ薬を用いても妊娠率が100%にならないのは
やはり、一人一人に備わる力、環境が違うからですよね。
そういう個性のところこそ、鍼灸など東洋医学の得意分野。
学んだからこそ、より丁寧にすぎもとに来られる方に寄り添えるな。と自信になりました。
とりわけ、男性不妊の発表をしている先生からは
「ストレスケアが大切です」のお話が多かったように思うので
どうにか男性のケアをすぎもとでもできないかなーと模索しています。
医療現場の現状もですが、サプリメントやそのほかの情報も
またご来院の方にお話をしていきますね!
どのタイミングで、なんでその栄養素が必要なのか…
どんなサプリメントがいいのか…どんな人に向いているのか…
フラットな立場でお話しできるのも鍼灸院ならではかな…と思います。
(ほら、お医者さんって製薬会社との柵もきっとあるからね)
今回の学会に参加して、新しく知ったこと、改めて感じたこと
それらをすぎもとで丁寧に体現していきますね。
常にバージョンアップする医療と
それでも変わらない本質の部分をバランスよく取り入れることが大切ですから。
不妊専門の鍼灸院として、赤ちゃんを望む方にその「バランス」を示していけたらなと思います。