今月は、新患さんも多く
様々な妊活のステージについてお話を聞かせてもらいました。
そんな中で、私がいつもお伝えしていることについて
書いていきたいと思います。
「体の土台作り」が大切
妊活に取り組む方の状況は、本当に人それぞれです。
「そろそろタイミングを取ってみようかな」という方もいれば
「すでに体外受精に進んでいます」という方もみえます。
ステージは違っても、共通して大事なのは
「体の土台を整える」ということだと私は強く感じています。
私は鍼灸師として、日々たくさんの女性の体と向き合っています。
その中で思うのは、妊娠のためには治療だけでは足りないのでは?ということです。
すぎもとに通われている方も、本当に様々で
・まずは自分の体調を整えたい。と病院には行かずに鍼灸からスタートされた方
・不妊クリニックに通いながら、採卵や移植を控えている方
・クリニックの治療はお休みして、自分のペースで妊活を続けたいと思っている方
どの方も「今の自分にできることをしたい」という思いを持っておられます。
その気持ちに応えるために、体質や心の状態を丁寧にみさせてもらい、施術をしています。
「体を整える」ということ
妊娠のための「体の土台作り」は
妊娠をするということ、そして妊娠を維持していくことにつながります。
その土台を作っていくことで、毎日が調子のいい状態になっていくのです
例えば、よく患者さんにお話をるのが下の3つです。
・食事
きちんとお腹が空いて、美味しく食べれて、胃もたれしない
適量で満足ができて、偏食がない
・睡眠
寝つきがよく、途中に起きずに朝までぐっすり
夢も見なくて、朝はスッキリ起きられる
・排便
便秘や軟便にならず、いい形の便が毎日出る
こういった「いい状態」というのが体の土台が整っているサインになります。
鍼灸は、この「いい状態」に導く、有効な手段の一つなんですよ。
自律神経のバランスをととのえ血流を良くし、
深いリラックスを促すことで体は変化していきます。
なので、続けていくと
基礎体温が安定したり、排卵がスムーズになったり、生理痛が軽くなったりと
効果を感じる方が多くいます。
病院は妊娠さてくれるところ?
いいえ、病院は「妊娠させてくれるところ」ではありません。
あくまでも「サポート」をしてくれるところで、
妊娠をするのはあなた自身なんです。
どんなに高度な医療を受けても、体の土台が整っていなければ
妊娠に至らなかったり、妊娠の継続が難しくなることも現実です。
だから、どのステージでも「今できること」があります。
妊活は病院にいく、行かないだけではありません。
今の体を見直し、丁寧に整えることは、全ての人に共通する大切なステップなのです。
それが必要だな、と思った方は
体を整えるプロの鍼灸師に委ねてみてくださいね。
いつでもお待ちしています。