不妊治療を頑張っている方にとって
移植を終えて、胎嚢確認まで進んだ。それは本当に大きな一歩。
でも、実際にはここからが不安との戦いだったりします。
「このまま順調に育ってくれるかな」
「次の検診までが遠く感じる」
「ちょっとした体調の変化に不安になる」
こんなお声を、これまでたくさん聴いてきました。
不安な気持ちを一人で抱えないで
先日、ある妊活中の患者さんから
「次の検診の前にもきていいですか?」
と聞かれました。
もちろん私は即答で
「全然いいよ!不安になったらいつでもおいで」
とお答えしました。
鍼灸の施術はただただ体を整えるだけではありません。
体が整って心地良くなったそのさきに
「あ、私すごく緊張していたんだな」
「ほっとゆるんできた」
という心の変化もついてきます。
なので漠然とした、どうにもならない不安を
一人で抱えて思い悩まないでくださいね。
一緒にお話ししましょう。
そうして迎入れる言葉をかけれた自分が誇らしかったです。
何せ、根っからのお節介なので。
こうして「いつでもおいで!」といえる鍼灸院という場所が
私にとってはとても最高の空間なのです。
妊娠がわかってからの過ごし方
妊娠判定で陽性になったからといって、不安がゼロになるわけではありません。
むしろこれまで頑張ってきた分、気持ちが揺れ動くものです。
そんな時は
・気持ちを落ち着けるため
・体を整えるため
・不安を話すため
その全部のために、すぎもとにきてもらって大丈夫です!
鍼灸は自律神経を整えて、
「赤ちゃんを育むモード」に切り替えてくれます。
刻々と変わっていく体調を見逃さず
今に必要な養生も一緒にお伝えできます。
それから、話すことで心が軽く、前向きになりますし。
頑張らない、抱え込まない
それがちょっと苦手な人たちの「避難所」みたいな場所ですよ、鍼灸院。
心の底から妊娠を望んだから
移植後に不安になるのは、それだけ真剣に、心の底から妊娠を望んだから。
妊活を頑張ってきた気持ちを抱えながら、今度は妊婦への一歩を歩むあなたを
私はいつでも支えたいと思っています。
「不安になったらいつでもおいで」
これはこれからもずっと変わらない、私の考え。
安心して、お越しくださいね!