お盆休みも明けて、いかがお過ごしですか?

まだまだ小学生は夏休み真っ只中なので
なんだか切り替えるの難しいな!と思っています。

子供二人が小学生になるとこんな感覚なんですねー。

そんな連休明けの患者さんたち、色々エピソードがいっぱい。
ある方と「氣」についてお話をしたので、こちらにもシェアします。

気と氣


どちらも、読み方は「き」で、
エネルギーという意味がしっくりくるかな?

「気」はよく使いますよね。
敗戦後に「氣」という漢字を使わなくなって「気」が一般的になったんです。

「気」こちらの意味は
エネルギーを閉じ込めるという意味を持っているそうです。
气の中に「〆」だから

一方、「氣」は
エネルギーが八方に広がるという意味を持ちます。
「米」自体にそういう意味があるそうですよ。

漢字の意味が違うだけなのですが、
エネルギーを操る鍼灸師は「氣」の漢字を使うことが多いように感じます。

伸び伸びしているイメージで私もこちらのが好きです。

「氣」をつかう?


何気なく日常的に使っている「氣」

元気、気を使う、気のせい…
などなど

私たちの会話でよく出てきますよね。

つまり「氣」って、そういうことで、すごく馴染みのあるものなんです。

先に述べたように「鍼灸師は氣を扱う」
なんて、聞くと…胡散臭い!なんて思いがちですが
(私も学生の頃そう思ってた。)
でも、ごく自然なことなんですよね。

氣の消耗


「気に止む」
「気を揉む」
そんなことがあるとやっぱり「氣」はどんどん消耗します。

エネルギーがなくなっていきます。

例えば、
家族が体調不良になったり
親戚の集まりがあったり
仕事で大きな悩みごとがあったり…
思い悩んで、気をつかうことが多ければ消耗していきますよね。

そうすると、免疫力が下がって風邪ひいたり
全身を巡らせれなくて、排泄がうまくいかなかったり
はたまた、思考も停滞してしまうんです。

そんなサインが出ている時は
ちょっと前の生活を振り返ってみてくださいね。

「氣」の消耗なかったかな?
逆に言えば「氣」の消耗があった後は、要注意ということです。

ちょっと難しいけど、すごく身近な話。
「氣」の補い方は鍼灸はもちろん、食事やセルフツボ療法など様々です。
ぜひ、鍼灸院や漢方薬局で相談してみてくださいね。