女性にとって身近な貧血
生理で血液を失う上に
過度なダイエット、偏食により年々増えているそうです
西洋医学と東洋医学で、考え方は違いますが
どちらにしても妊活さんにはすごく大切なこと
ヘモグロビンの数値で見る貧血
西洋医学で貧血の目安は
血液1dlのうちヘモグロビンが11g以下(女性)とされています
望ましいのは14g以上なんだそう
全身に酸素を運ぶ大切なヘモグロビン
それが少なくなる…ということは、つまり
全身が酸欠状態ということ
めまいや、頭痛、倦怠感など出てきます
消化管からの出血などの病気の可能性もあるので大事な数値です
ヘモグロビンだけじゃない
血液の中にあるヘモグロビンとは別に
肝臓や脾臓に存在して、鉄を貯蔵している「フェリチン」
出血(生理も含む)や鉄が少ない時は
ヘモグロビンではなく、フェリチンの鉄から使うので
体内の鉄の蓄えをどんどん使うことに
これ、妊活さんにとってすごく重要なもの
全身の細胞を栄養している鉄が少なくなることで「卵細胞も成長が不足する」ようです
1mlに100〜150ngが理想
少なくとも30〜50ng
そしてフェリチン不足は活性酸素を発生させるので
つまり、不妊の引き金にもなりうるのです
染色体異常を増加させてしまうからです
酸化ストレスと鍼灸
鍼やお灸の効果の一つに
この酸化ストレスに対する抗酸化酵素の活性を高めることがわかってきています
(日々、研究してくれている先生たちに感謝!
鍼灸師って通りで、年齢不詳な人が多いわけだ)
酸化ストレスを減らし、フェリチンの不足を補い
鉄分をコツコツ毎日摂取すること!
リセット期間の生理の時も同様です
ここからの時期はアサリがいいですね〜
あとは、私も良くとっているひじき、きなこ
あとは、患者さんにも激推ししている「なつめ」
おやつにパクパク食べて、鉄補充してあげましょう