広島旅行で感じたこと


この夏休みに、3家族のグループで広島に旅行に行ってきました。
お友達家族が予定していることを知って、うちも行く!とほぼ勢いで。

終始楽しい旅行で(雨降りもあったけど)、とっても充実した3日間。

その中でも、胸にグッときた瞬間があったのでこうしてブログに書こうと思います。

宮島での時間


ちょうど広島につき、宮島に行った日は「長崎の原爆の日」

原爆投下の時間になると、町内放送が流れ、周りの人が一斉に黙祷を始めました。
売店の方も手を止めて、静かに祈りの時間が流れました。

その光景にとても胸打たれ、思わず涙が出そうになりました。
子供達と一緒に黙祷ができたこともとても尊い経験に。

名古屋では、街全体の放送が流れることはなく、
日常の生活の中で黙祷の時間をもつという意識はありませんでした。

広島や長崎、その周辺の地域では、平和を伝えていく習慣があることを知り
この旅行で「地域による平和教育の違い」に驚きました。

子供達に伝えていきたいこと

この宮島での黙祷の時間、そして旅行に行くと決まってからの広島の原爆についての学び、
それらを通して「もっと子供に伝えられることがあるのではないか」と感じました。

子供と平和について一緒に考えること、
過去にどんなことがあったのか、生活が人生が揺らいでしまうことにどんな感情を抱くのか
など、たくさんのことを話すきっかけが今回の旅行でした。

この先も自ら学びの時間を続けてほしいと思います。
もちろん私もいっしょに。

命の尊さ

不妊専門の鍼灸師として「命」について考えることは常です。

肌に触れて、体を見て、心の状態を聴いて、
この人が今「生きている」ということを感じ、
その生命をつなぐために私は何ができるのだろうと。

安心して暮らす
大切な人との繋がりに幸福を感じる
笑顔で「元気」に明日を迎える

宮島での黙祷の時間に感じた「命」を大切にする尊さは、
私が鍼灸師として大切に思っていることと深く重なりました。

日々の施術の中で、体の不調はもちろんですが、
「生きる」ということに自信を持てるような、そんなケアをしていきたいと思います。